「褐色脂肪細胞」を活性化|脂肪がみるみる分解されて痩せ体質になる

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脂肪を分解して熱を生み出す(脂肪を燃やす)性質を持つことから、「痩せる脂肪」「痩せる細胞」と呼ばれる褐色脂肪細胞。

脂肪を燃やしてくれるとは、ダイエットをしている方にとっては夢のような細胞ですが、褐色脂肪細胞は大人になるにつれて段々数を減らします。

ただし、ご安心ください。褐色脂肪細胞を活性化させたり、数を増やす方法があります。

今回は褐色脂肪細胞を活性化させたり、増やしたりする方法をご紹介します

褐色脂肪細胞とは

褐色脂肪細胞は、2種類の脂肪細胞のうちの1つです。もう1つの脂肪細胞は白色脂肪細胞と呼ばれる、中性脂肪を多く含む白色の脂肪細胞ですが、褐色脂肪細胞はミトコンドリアを多く含み、赤い色をしています

褐色脂肪細胞はミトコンドリアで熱産生を行う

褐色脂肪細胞の最大の特徴はミトコンドリアを通して体温となる熱を生み出すこと。しかも、その際に脂肪を取り込んでエネルギーとすることから、「痩せる脂肪」「痩せる細胞」などと言われるのです。

褐色脂肪細胞は、生まれたばかりの人間の体には多く存在していますが、年齢を重ねるうちに数を減らします。赤ちゃんは汗をたくさんかきますが、それも褐色脂肪細胞の働きによるものです。

褐色脂肪細胞が多く存在する場所

大人になるにつれて、褐色脂肪細胞の数は減りますが、ゼロになるわけではありません。首や鎖骨の周りや、肩甲骨付近、脇の下に多く存在しています。

ちなみに、以下で詳しく紹介する方法を実践することで、白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞と似た働きを持つ細胞に変化することがあることが分かっていますが、その変化した細胞は「ベージュ細胞」と呼ばれます。

褐色脂肪細胞を活性化させる方法

褐色脂肪細胞を活性化させたり、白色脂肪細胞をベージュ細胞に変化させることはダイエットにプラスの効果をもたらします。

ここでは、褐色脂肪細胞を活性化させる方法をご紹介します。

方法1.筋トレをする

筋トレを行って筋肉を刺激すると「イリシン」というホルモンが分泌されますが、このイリシンには白色脂肪細胞に働きかけてベージュ細胞に変える作用があります。

したがって、日常的に筋トレをしていれば、脂肪が燃えやすくなるとも考えられるでしょう。

方法2.肩甲骨周りのストレッチをする

褐色脂肪細胞が多く集まる肩甲骨周りをストレッチすることで褐色脂肪細胞を刺激し、活性化させられます。

肩甲骨ストレッチのやり方

◯立って行う場合(開始〜1:40頃まで)

  1. 壁に沿って立ちます。
  2. 肩と脇の角度が90度になるくらいの高さで、壁側の方の腕を壁につけます。
  3. 壁側の足を壁に向かって一歩前に出します。
  4. 手のひらやヒジは動かさず、そのままの姿勢で5秒間キープします。
  5. 元の体勢に戻ります。
  6. 10回程度動作を繰り返します。左右を入れ替えて同じように行います。

◯座って行う場合(1:40〜)

  1. あぐらをかいて座ります。この時、足の裏を合わせます。
  2. 背中側で両手を組んで高く上げ、前傾姿勢をとります。
  3. 右肩を上げて体を傾け5秒間キープします。
  4. 元に戻り、続いて左肩を上げて5秒間キープします。
  5. 左右交互に10回程度繰り返します。

方法3.凍らせたペットボトルで首回りや肩甲骨を冷やす

褐色脂肪細胞は体温を上げる働きを持っているため、寒冷刺激を与えることで活性化します。

水を入れて凍らせたペットボトルを使って、褐色脂肪細胞が多く存在する首回りや肩甲骨付近、脇の下を冷やしましょう。

方法4.温冷シャワーを浴びる

入浴の際に、シャワーで温冷刺激を与えるのも効果的です。体を温めることで血管が拡張し、体を冷やすことで血管が収縮するため、血流が良くなり、褐色脂肪細胞が活発化します。

温かい水温のシャワー(40度程度)と冷たい水温のシャワー(20度程度)を30秒ごとに交互に、肩甲骨周りや首元にあてましょう。

方法5.DHA・EPAを多く含む食品を摂る

魚の脂に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)には白色脂肪細胞をベージュ脂肪細胞に変える働きがあります。

このことは科学的に証明されており、実際に京都大学の農学研究科後藤剛教授らの研究グループは以下のような研究結果を公表しています。

魚に含まれる油(魚油:主成分はEPA、DHA)の摂取が脂肪燃焼細胞(脂肪を分解し熱にする細胞)である「褐色脂肪細胞」の増加を促進し、体脂肪の減少や体温上昇をもたらすことを動物実験により証明しました。

出典:京都大学ホームページ(更新日:2015年12月18日)

これまで「魚の脂」は体脂肪の減少に効果的だとされてきましたが、どんなメカニズムと作用によって体脂肪の減少に至るのかははっきりと分かっていませんでした。

しかしながら、京都大学の研究により、魚の脂に含まれるDHAやEPAが白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変え、脂肪を燃やすことで、体脂肪を減らすということが証明されたのです。

まとめ

今回は「痩せる細胞」とも呼ばれる「褐色脂肪細胞」について紹介しました

記事の中でお伝えしたように、白色脂肪細胞をベージュ細胞に変化させるための1つの方法として筋トレが挙げられます。

筋トレをすれば、「ベージュ細胞が増える」ということ以外にも、「筋トレ直後から一時的に代謝が高まる」「基礎代謝が向上する」など、「痩せやすく太りにくい体質」を作るための効果をたくさん得られます。ダイエット後のリバウンドを防ぐためには筋トレは欠かせません。

もしも筋トレを中心としたダイエットに関心を持たれた場合は、パーソナルトレーニングがおすすめです。トレーナーからマンツーマンで指導してもらえるため、確実な成果が期待できます。

「ダイエットを成功させて、より自信を持てる自分になりたい」という方はぜひパーソナルトレーニングを受けてみてください。