ダイエットが続かない5つの理由|原因別の対策法を紹介

ダイエット

「絶対痩せるぞ!」と気合いを入れてダイエットを始めたはずなのに、思うように結果が出ず途中で挫折してしまった経験は多くの方にあるのではないでしょうか。

ダイエットの基本はバランスの取れた食事と適度な運動です。そして、なによりも継続することが大切です。

痩せたいとは思うものの、長続きしたことがないという方は、ダイエットが続かない理由を把握して、対策を立ててダイエットに臨みましょう。

今回は、ダイエットが続かない理由とその対策を紹介していきます。

ダイエットが続かない理由

意気込んで始めたはずなのになかなか続かないダイエット。「意志が弱いからだ…。」と思われるかもしれませんが、ダイエットの方法に問題があるのかもしれません。自分に当てはまっていないか、一度見直してみてください。

ダイエットが続かない理由1.極端な食事制限をしているから

特にダイエット初心者の方に多い失敗が、「極端な食事制限」をしてしまうことです。

ダイエットを始めた途端、食事を1食だけにしてしまったり、摂取カロリーを一気に減らしてしまったりなど、極端に食事を減らして、カロリーや脂質をカットしようとするのは間違いです。

「摂取カロリーを減らせば減らすほど痩せられる」というわけではありません。極端な食事制限でのダイエットはリバウンドしやすく、体調を崩す恐れもあります。

また、「食べたいのに食べられない」という状況を無理に続けるのは、大きなストレスとなります。その結果、「苦しくなり諦める」「暴飲暴食してしまう」などダイエットを断念することにつながります。

ダイエットの基本はバランスの取れた食事です。正しい食事制限で脂質やカロリーを抑えつつ、有酸素運動で脂肪を燃やしていきましょう。

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極端な食事制限がリバウンドする理由

無理な食事制限は、筋肉量を低下させ、エネルギー消費量も低下させてしまう可能性があります。その状態で通常通りの食事をすると、エネルギーが余りやすいため、脂肪がつきやすくなってしまいます。筋肉を維持しつつ痩せることで、リバウンドのリスクを軽減できます。

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ダイエット時の栄養管理については「ダイエット中の栄養管理の方法|「食事バランスガイド」を解説」で詳しく説明しています。ぜひこちらも参考にしてみてください。

ダイエットが続かない理由2.運動の成果が出ないから

自己流の運動でなかなか成果が出ないことから、運動が面倒になることも、ダイエットが続かない理由として挙げられるでしょう。

ダイエットに運動はつきものですが、大きく分けて「有酸素運動」と「無酸素運動(筋トレ)」の2つの運動に取り組む必要があります。

2つの運動で得られる効果

  • 有酸素運動:脂肪燃焼効果があり、余分な脂肪をエネルギーとして消費できる。
  • 無酸素運動:筋肉をつけることで消費されるエネルギーが増加し、「痩せやすく太りにくい」体になる。また、有酸素運動の脂肪燃焼を助ける効果も。

多くの方がこれらのような運動がダイエットには効果的で、重要であるとご存知でしょう。それでも続かないのは、自己流でなんとなく行ってしまうことで、運動の効果を十分に実感できないからではないでしょうか。

例えば、有酸素運動の負荷の加減が適切でなかったり、筋トレのフォームが正しくなかったりすると、せっかく運動しても十分な効果は得られません。

体の動きや仕組みを理解したうえで行う運動と、感覚でなんとなく行う運動ではその成果も変わってきます。どのような効果がある運動なのか、正しい方法でできているのか、しっかりと考えるようにしてください。

運動の成果が実感できるようになれば、モチベーションも持続しやすいことでしょう。

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ダイエットに筋トレが必要な理由や取り組むうえでのポイントは「ダイエットに「筋トレ」が有効な理由|リバウンドを防ぐ方法を解説」で詳しく解説しています。ぜひこちらも参考にしてみてください。

ダイエットが続かない理由3.停滞期にくじけてしまうから

ダイエットにつきものと言っても過言ではない、停滞期にくじけてしまうことも続かない理由の1つでしょう。

ダイエットを始めて1~3ヶ月ほどで、体重が変化しなくなったために、諦めてしまった経験は多くの方が思い当たるかもしれません。しかし、停滞期が来るのはむしろダイエットが上手く行っている証拠とも言えます。

停滞期が訪れる大きな要因として、ホメオスタシス機能と呼ばれる体の本能的な反応が挙げられます。

カロリー制限や運動によるエネルギー消費の増加で、体はエネルギー不足になることを心配して省エネモードに移ります。すると、食事によるエネルギー吸収率が増え、反対に運動による消費カロリーが抑えられてしまい、体重の減少がストップしやすくなるのです。

これは本来飢餓などで生き抜くための機能なのですが、ダイエット時には停滞期を生み出す要因となってしまいます。

停滞期は程度の差はあれど、ダイエットが順調に進めば訪れるもののため、諦めずに根気よく続けていく必要があります。

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ダイエットで訪れる停滞期の原因と脱出方法を「ダイエットの停滞期はなぜ起こる?その原因と脱出方法を解説」で詳しく説明しています。ぜひこちらも参考にしてみてください。

ダイエットが続かない理由4.明確な目標がないから

ダイエットはできるだけ明確な目標を立てた方が続きやすくなります。

「2ヶ月後の結婚式までにダイエットを成功させて綺麗なドレス姿を披露する!」というような明確なダイエットの「目的」と、「必要性」を感じている人は理想の体形を手に入れるために様々な努力をします。そのため、ダイエットも成功しやすい傾向にあります。

ところが「雑誌を見てモデルさんみたいになりたいと思った」や「友達に痩せろと言われた」というような曖昧で、抽象的な衝動がきっかけの場合、痩せる「目的」と「必要性」が不十分なため、ダイエットのモチベーションが続かなくなりやすいと言えるでしょう。

食事制限や運動はある程度ストレスがかかり、時間も割かれるものです。明確な目標を掲げていた方が意欲的に取り組めるでしょう。

ダイエットを成功させて「どうなりたいのか?」や「どう見られたいのか?」を具体的に考えることがモチベーションの維持につながります。

ダイエットが続かない理由5.対策が間違っているから

努力の方向性が間違っていると、思ったように結果が出ず諦めてしまいがちです。

ダイエット=カロリー制限と考えてしまいがちですが、体を整えたいと考えている場合は、必ずしも食事制限が必要とは限りません。

例えば、体脂肪は少ないが、二の腕のたるみやポッコリお腹が気になる場合、脂肪ではなく筋力不足が大きな理由と考えられます。このような場合は食事制限よりも、衰えた筋肉を鍛えた方が効果的だと言えます。

思ったように成果が出ないと悩まれている方の中には、上記のように努力をする方向性を間違っている方もいるかもしれません。

自分の体の現状を把握し、理想の体形に近づくためにはどのような行動が必要なのかを理解したうえで、ダイエットに取り組むことで効率よく効果的に成果を得られるでしょう。

続けやすいダイエットを選ぶことが重要

ダイエットでは「食事を管理して摂取エネルギーを減らす」もしくは「運動を取り入れ消費カロリーを増やす」このどちらか、もしくは両方が大切です。

どちらにせよ、まずは自分が継続しやすい、簡単なものから初めてみることをおすすめします。例えば、食事を管理する場合は「ご飯の量を半分にしてみる」「外食の回数を減らす」など、ちょっとしたことでいいので、自分が継続しやすいものを選びましょう。

すぐには効果が出ないかもしれませんが、継続することで徐々に体重は変化していくはずです。ダイエットが続かない人は、どんなダイエットなら自分が続けられるかを考えてみるのがおすすめです。

理想の体形を目指すにはパーソナルトレーニングがおすすめ

何度もダイエットで挫折した経験がある方には、パーソナルトレーニングがおすすめだと言えます。

ダイエットの基本は「バランスの良い食事」と「適度な運動」です。

一見簡単なようではありますが、カロリー制限には食材や栄養の知識が必要なため意外と専門的で難しいものです。加えて、運動は自分の現状を把握して、どのような運動が適切か、どの程度行うべきかを判断する必要があるため、こちらも専門的な知識がある程度必要となってきます。

パーソナルトレーニングであれば、専門的な知識と豊富な経験を持った専属のトレーナーが、あなたに合った食事メニューやトレーニングメニューなどのダイエット計画を立ててくれます。

特に自分一人ではダイエットを続けられるか不安という方でも、パーソナルトレーナーがあなたのパートナーとなるため、二人三脚で頑張ることができるでしょう。

まとめ

今回は、ダイエットが続かない理由とその対策について紹介しました。

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ここだけは押さえておきたい!ダイエットが続かない時のポイント

  • 極端な食事制限をせず、バランスの良い食事を心がける
  • 自分に必要な運動を把握してから取り組む
  • 停滞期でくじけず、ダイエットを継続する
  • 明確な目標を掲げて、モチベーションを維持する
  • カロリー制限や運動など自分に必要なダイエット法を理解する

自己流のダイエットはコストをかけずに気軽に始めることができる反面、知識がないと間違った方向に進みやすく、ダイエットを断念させる原因にもなりかねません。

まずは、自分に必要なものはカロリー摂取を抑えることなのか、筋肉をつけることなのか、脂肪を減らすことなのかを把握しましょう。全て行うべき場合でも、優先順位があるはずです。

例えば普段から脂っこい物が嫌いで、ヘルシーな食生活をしているなら、そこまで食事制限を気にする必要はないでしょう。この場合はどのような運動をメインにすべきかを考える必要があるはずです。

生活習慣や食習慣は人それぞれ異なるため、ダイエットで取り組むべきことも異なります。まずは普段の生活を振り返ることから始めるのも良いでしょう。

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