お腹の「くびれ」は女性らしさを強調してくれる憧れの体型ではないでしょうか。くびれていることでお腹との対比でバストが強調され大きく見えたり、ヒップラインが協調されたりと、くびれは女性らしさを際立たせたセクシーなボディラインを作る上で重要な存在と言えます。
そんな女性の憧れである「くびれボディ」を手に入れるためには、「腹斜筋」という脇腹に位置する筋肉を鍛える必要があります。
腹斜筋は主に「体をねじる」ときに働きますが、体をねじる動作には多くの関節が関わっています。そのためピンポイントに「腹斜筋」だけを狙い撃ちで鍛えることは容易ではありません。
腹斜筋を効果的に鍛えるためには、トレーニングのポイントを知っておく必要がありますので今回は腹斜筋を効果的に鍛えられる筋トレ法を紹介します。
「くびれ」を作るために鍛えるべき筋肉とその理由
くびれを作るために鍛えるべき筋肉は脇腹にある「腹斜筋」です。
腹斜筋は外側に位置する「外腹斜筋(がいふくしゃきん)」と内側に位置する「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」という2つの筋肉から成っています。
- 外腹斜筋
外腹斜筋は肋骨(ろっこつ)から骨盤に向けて走行する筋肉で、「前に屈む」「体を横に倒す」「上体を反対側にねじる」ときに働きます。
「上半身を反対側にねじる」ときに働くというのは、ねじる方向とは反対側の腹斜筋が使われるということです。つまり、上半身を「左側」にねじるには「右側の外腹斜筋」が、反対に上半身を「右側」にねじる際には「左側の外腹斜筋」が使われます。
- 内腹斜筋
内腹斜筋は骨盤から肋骨にかけての筋肉で、「前に屈む」「体を横に倒す」ときに使われるという点では外腹斜筋と同じ働きを持ちます。また、外腹斜筋と同じく体をねじる動きにも使われるのですが、内腹斜筋の場合は「上半身をねじる側と同じ側の筋肉が働く」という点で異なります。
どういうことかと言うと、「右側の内腹斜筋」は上半身を「右側」にねじる際に働き、「左側の内腹斜筋」は上半身を「左側」にねじる際に働きます。つまり、上半身がねじられる方向と同じ側にある内腹斜筋が使われます。
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