太もものマッサージは、足痩せやむくみの解消に効果的ですが、自分の手でマッサージをすると、手が疲れてしまうことも。
マッサージの効果を実感するためには継続して取り組むことが欠かせませんが、マッサージをする度に手が疲れてしまうとなると、マッサージを苦痛に感じてしまって長続きしないかもしれません。
そこで今回取り上げるのは「麺棒を使って行う太もものマッサージ方法」です。両手を使ってゴリゴリとマッサージできるため、力の弱い方や、自分の手でマッサージをしていると手が疲れてしまうという方におすすめです。
麺棒を使った太もものマッサージとは
麺棒を使ったマッサージは、近年SNS上で話題となり、若い世代を中心に注目を集めている流行りの方法です。
同じマッサージグッズでも、ローラーは価格や素材の幅が広く選択肢が豊富にあるため、選ぶのに一苦労ですが、麺棒の場合はどれを選んでもほとんど差がないため、「どれを選べば良いのか分からない」と困ることがありません。
ちなみに、お金をかけずに入手できるマッサージグッズとしては、「かっさ」がおすすめ。以下の記事では「かっさ」を使ったマッサージ方法を紹介していますから、気になる方はぜひ読んでみましょう。
麺棒を使った太もものマッサージ【血液やリンパ液の流れを促進】
ここからは、麺棒を使って行うマッサージのやり方をイラスト付きでご紹介します。
手順1.麺棒を足の裏で転がす
最初は足の裏のマッサージです。
麺棒を床に置き、足の裏で前後にコロコロと転がしましょう。
椅子あるいは床に座って行ってください。足の裏のツボが刺激されて、体が次第にポカポカと温まってきます。
手順2.くるぶし周辺のリンパ液を流す
足首の内側のくるぶし周りにある「後脛骨(こうけいこつ)リンパ節」というリンパ節をグリグリと押し上げるイメージでマッサージします。
リンパ節を刺激することで老廃物が排出されやすくなります。
手順3.ふくらはぎのマッサージ
麺棒を両手で持ち、ふくらはぎの下(足首)から上(ヒザ裏)へ押し上げるように麺棒を滑らせていきます。
ふくらはぎ全体をまんべんなく下から上に向かって10回程度マッサージしましょう。
手順4.ヒザ裏のリンパ液を流す
足首からヒザ周りにかけて流れるリンパ液は、ヒザ裏にある「膝窩(しっか)リンパ節」に流れ込みます。麺棒を使って膝窩(しっか)リンパ節をほぐしていきましょう。
手順5.太もも裏のマッサージ
ヒザ裏のリンパ節をほぐしたら、そのまま太もも裏を下(ヒザ裏)から上(太もものつけ根)にかけて10回程度さすります。
先ほどほぐしたリンパ液を流すイメージで行いましょう。
手順6.すねに沿って流していく
続いて、すねに沿って下(くるぶし)から上(ヒザ)へ押し上げるように流していきます。
回数は10回程度を目安に、外側と内側の両方をマッサージしましょう。
手順7.太ももの内側と外側のマッサージ
ヒザを外側に倒して、太ももの内側を下(ヒザ)から上(太もものつけ根)にかけて10回程度押し上げていきます。
「痛いけれど、気持ちが良い」と感じる程度の力加減で行うのがポイントです。
太ももの内側が終わったら、外側も同じようにマッサージしましょう。
手順8.太ももの固いところに麺棒を押し当ててほぐす
太ももを触った時に、凝り固まっている箇所があれば、麺棒で押してほぐしていきます。ただし、力の入れすぎにはご注意ください。
ほぐし終えたら、下(ヒザ)から上(太もものつけ根)へリンパ液を流しましょう。
麺棒マッサージの注意点
麺棒を使ったマッサージをする前に、以下のことに注意してください。
- 肌にマッサージ用のオイルやクリームを塗ること
- 力を入れすぎないこと
- 食後30分間はマッサージを行わないこと
- マッサージの前後には水分補給をすること
- 妊娠中や妊娠の可能性がある時はマッサージを控えること
- 日焼けやケガをしていて、肌に異常がある時はマッサージを控えること
麺棒を皮膚に押し当ててマッサージを行うため、肌や体調の具合次第では、マッサージが肌や体への負担になってしまうこともあります。無理をせず、肌の調子や体調が万全の時に行うようにしましょう。
まとめ
今回は麺棒を使って行う太もものマッサージのやり方をご紹介しました。
マッサージをすることで、血液やリンパ液の流れは良くなりますが、本気で足痩せを目指すためには、マッサージだけではなく、食事管理や筋トレにも取り組む必要があるでしょう。
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