こんにちは。株式会社FiNCが提供する「ダイエット家庭教師」というオンラインのダイエットプログラムで2ヶ月間のダイエットに挑戦している松本です。
「ダイエット家庭教師」は、管理栄養士の資格を持った先生から、マンツーマンで毎日の食事についてサポートをしてもらえるサービス。専用のアプリを通じて、食事の写真を先生に送ると、食事の内容に対するコメントをもらえます。
「ダイエット家庭教師」では、60日間の期間中に2回のファスティングを行いますが、正しいやり方で行わないと、健康に悪影響が出たり、かえって太りやすい体質になってしまったりする危険性があります。
そこで今回は、「ダイエット家庭教師」で教えてもらったファスティングのやり方や、実際に体験してみた感想をお伝えしますので、ファスティングに挑戦してみたいという方はぜひご覧ください。
ファスティングとは
▲「ダイエット家庭教師」の「Premiumプラン」には専用のファスティングドリンク(酵素ドリンク)がサポート商品として付いています。
ご存知の方も多いかもしれませんが、ファスティングとはいわゆる「断食」のこと。多くの場合、ファスティングは胃や腸などの消化器官を休ませ、リセットする目的で行われます。
ただし、断食といっても、「ダイエット家庭教師」で取り組むファスティングは完全に飲まず食わずというわけではありません。専用の酵素ドリンクと水を飲んで過ごします。
また、「ダイエット家庭教師」のファスティングは1回につき3日間と短期間です。加えて、専用の酵素ドリンクだけで過ごすのは3日間のうち真ん中の1日のみであるため、私のようなファスティング未経験者でも、チャレンジしやすいと感じました。
ファスティングの2つの効果
では、具体的にファスティングにはどんな効果があるのでしょうか?
ここでは、「ダイエット家庭教師」のEラーニングの資料を参考にしながら、ファスティングをすることで得られる代表的な効果を2つ紹介します。
- 代謝が高まる
- 腸内環境を整える
ファスティングの効果1.代謝が高まる
ファスティングの効果として1つ目に挙げられるのは、「代謝が高まる」ということです。
「ダイエット家庭教師」のファスティングプログラムでは、2日目の「断食期」に固形物の摂取を控え、水と専用の酵素ドリンクのみを飲んで過ごします。
固形物の摂取を控えると、胃腸が休まり、通常であれば消化のために使われる酵素が代謝のために使われるようになり、代謝の機能が高まります。
このように、ファスティングをすれば、代謝、つまりは脂肪をエネルギーとして使う働きが促進され、ダイエットの効率が良くなるのです。
ファスティングの効果2.ダイエットに必要不可欠なビタミンやミネラルの吸収効率が高まる
ファスティングの効果として2つ目に挙げられるのは、「ダイエットに必要不可欠なビタミンやミネラルの吸収効率が高まる」ということです。
固形物の摂取を控えると、胃腸に残留している毒素や便がリセットされ、胃腸が綺麗な状態になります。
胃腸が綺麗な状態になれば、栄養素の吸収効率がアップするため、炭水化物や糖質をエネルギーとして燃焼するために必要なビタミンやミネラルがより効率的に吸収されるようになり、体に脂肪がつきにくくなります。
ただし、栄養素の吸収効率がアップするということは、同様に、糖質や脂質も吸収されやすくなるということを忘れてはいけません。ファスティングを頑張っても、その後に糖質や脂質をたくさん食べてしまっては逆効果でしょう。
ファスティングの効果を高めるためには、ファスティング後に糖質や脂質を過剰に摂取しないように意識することが重要です。
ファスティングを行うベストタイミング
「ダイエット家庭教師」では、60日間の期間中にファスティングを2回行いますが、1回目は「ダイエット開始直後のなるべく早い時期」に、2回目は「ダイエット開始から1ヶ月後」に行うことが推奨されています。
- ダイエット開始直後のなるべく早い時期
- ダイエット開始から1か月後
ベストタイミング1.ダイエット開始直後のなるべく早い時期
すでにご説明した通り、「ダイエット家庭教師」では1回目のファスティングを「ダイエット開始直後のなるべく早い時期」に行うことが推奨されています。
なぜなら、なるべく早い段階で胃腸をリセットして、痩せやすい体質を作ることが、ダイエットを効率的に進める上で重要になるからです。
普段からお肉や揚げ物のような消化の悪いものを食べていると、胃腸に毒素が溜まりやすく、代謝も落ちている恐れがあります。その状態でダイエットを始めるよりも、胃腸をリセットした状態でダイエットを始めた方が効率が良いのは明らかでしょう。
ちなみに、私はダイエットを開始してから6日後に1回目のファスティングを体験しました。
ベストタイミング2.ダイエット開始から1か月後
続いて、2回目のファスティングは「ダイエット開始から1ヶ月後」に行うのが良いとされています。
これには、ダイエットの前半戦で体内に溜まった毒素をリセットし、後半のラストスパートに向けて、再び胃腸の環境を整える目的があります。
ダイエットをしていると、多くの場合、体重の減りが鈍化する「停滞期」が訪れます。「停滞期」は、人間の体に備わる恒常性の働きによるもので、ある意味ダイエットが上手くいっていることの証拠でもありますが、なるべく早く脱したいというのがダイエットをする方の本音でしょう。
そこで、胃腸をリセットし、再び体重が減少するきっかけを作ってあげるのがファスティングの役目の1つなのです。
ファスティングのやり方と体験した感想
「ダイエット家庭教師」では、3日1セットでファスティングを行います。
- 1日目:準備期
- 2日目:断食期
- 3日目:回復期
「準備期」「断食期」「回復期」それぞれにおいて、食事で気をつけなければいけないことが異なるため、以下では、準備期〜回復期までの3日間の食事の摂り方についてと、さらに、私がファスティングを体験してみての感想をご紹介します。
ファスティングのやり方1日目(準備期)
ファスティング1日目は「準備期」です。2日目の断食期に向けて、胃腸のコンディションを整えていく日になります。
ちなみに、「ダイエット家庭教師」では、準備期の食事で以下の点に注意するように指導されます。
- 油っぽいものは口にしない
- お菓子は禁止
- 飲み物は水かお茶のみ(余分な糖質を含まない)
- 夕食時にタンパク質は摂らない
- 夕食は20時まで(20時以降になる場合はできるだけ早い時間帯に済ます)
- 夕食時に専用の酵素ドリンクを25ml飲む(毎日飲んでいるものは控える)
準備期では、朝食と昼食は通常通りのメニューで問題ありません。ただし、「炭水化物:タンパク質:脂質=1:2:3」のルールはしっかりと守る必要があります。
夕食では、タンパク質の摂取を控えた上で、通常の半分程度の量の食事を摂り、専用の酵素ドリンクを25ml水割りで飲みます。
ほとんど通常と同じ食事内容で問題ないため、それほど苦痛は感じませんでした。ただ、通勤前にカフェに寄ってコーヒーを飲みたかったけれど、水とお茶以外は飲めないため、断念しなければならなかったのが辛かったです。
ファスティングのやり方2日目(断食期)
2日目は、いよいよファスティング本番、水と専用の酵素ドリンクのみで過ごす断食期です。
- 酵素ドリンクとミネラルウォーターのみで過ごす
- 酵素ドリンクは1日合計180mlをこまめに飲む
- 酵素ドリンクはミネラルウォーターか炭酸水で割って飲む
- 朝は白湯を300ml飲む
- 常温の水を2L飲む
断食期は水と専用の酵素ドリンクのみで1日過ごすことになります。
酵素ドリンクはミネラルウォーターか炭酸水で薄めて飲みますが、レモン汁を混ぜるのもおすすめ。レモンに含まれるクエン酸が働き、代謝がさらに高まります。
ただし、酵素ドリンクは1度に一気に飲まず、1回につき3口程度を目安に飲んでいきましょう。酵素ドリンクを1度に多く飲み過ぎると一過性の高血糖によって体調を崩す恐れがあるため、注意が必要です。
さらに、断食期では、酵素ドリンク以外にも常温の水を2L飲む必要がありますが、なるべく水道水ではなくミネラルウォーターを飲むことをおすすめします。水道水を飲むと、水道水に含まれる塩素を分解するために肝臓が働いてしまうからです。ファスティングの一番の目的は内臓を休ませることなので、できれば水道水は避けてください。
正直、とても辛かったです……。お腹が空いて、1日がとても長く感じました。ただ、普段はお水をたくさん飲めない私でも、この日は2L程度のお水を飲むことができ、トイレの回数が増えたので、体の中がリセットされたような気がします。
夕方17時頃に頭が痛くなってしまいましたが、管理栄養士の先生に「野菜ジュースを飲んで糖分を補給しましょう」と的確なアドバイスを頂けたので、安心できました。(頭痛は解消されました。)
ファスティングのやり方3日目(回復期)
3日目は回復期です。回復期で食事を徹底できなければ、せっかく改善されようとしていた腸内環境も元通りになってしまうため、非常に重要な日になります。
- 最初の食事はお粥からにする
- 朝食時に酵素ドリンクを25ml飲む
- 血糖値の急上昇を防ぐために、ゆっくりと噛んで食べる
- お粥に梅干しを入れて、塩分とクエン酸を摂取し、エネルギー代謝を促進させる
- 常温の水を2L飲む
- 昼食からはお粥にプラスして野菜を食べる(サラダでも良いが、消化の良い野菜スープや野菜の味噌汁がおすすめ)
- サラダを食べる場合は、脂質を避けるために、ノンオイルタイプのドレッシングを使用する
- 3食ともにタンパク質を摂らない
回復期は朝・昼・夜3食全ておかゆを中心に食事を摂ります。
朝はおかゆをお茶碗の半分だけ、昼と夜はお茶碗1杯分のおかゆと野菜のお味噌汁を食べましょう。回復期でも、消化器官に負担を与えないように、タンパク質や脂質が含まれる食品は控えるようにします。
前日は何も食べていなかったので、おかゆを食べられるということをとても幸せに感じました(笑)。
夕食におかゆを食べた後、少しお腹が減りましたが、「ファスティング後の食生活が大事」という先生のアドバイスを思い出して、食欲を我慢しました。
ファスティングを3日間やってみた結果
ファスティング3日目の夜に体重を測ったところ、1日目の朝と比べて、体重が+0.4kg増えるという結果に。ファスティングをすれば体重が1〜2kg減るのではないかと期待していたため、かなりショックを受けた私は先生に泣きつきました。
頑張ってお水をたくさん飲まれたんですね!太った訳ではありませんので、安心して大丈夫ですよ。
私がそうであったように、ファスティングをしても体重が減らない可能性は十分に考えられますが、先生の指摘にあるように、水分摂取量が増えるファスティング中は体重が増えやすいようなので、「太った!」と心配する必要はあまりないようです。
まとめ
今回は私が「ダイエット家庭教師」のファスティングプログラムを体験してみての感想をレポートしました。
ファスティングは、自己流でやると、健康に悪影響が生じたり、かえって太りやすい体質になってしまったりする恐れもあるため、専門家の先生に見守られながら取り組めるのはとても安心感がありました。
引き続き、「ダイエット家庭教師」でダイエットを頑張っていきたいと思います!
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